Fast Food Workers Win a Union…through Zoolidarity

ファーストフード店労働者が組合結成に成功

Oct. 7, 2013, Labor Notes

パートタイム労働、職場の不安定性が広がるなかで、フランチャイズの契約によって保護された大企業と闘い、組合を認めさせることは容易なことではない。

先月、オレゴン動物園に勤める公務員である、142人の食料サービス労働者(ほとんどがパートタイム)が、それが可能であることを示した。ポートランドのLaborers Local 483に参加するための投票で圧倒的勝利を収めたのだ。

これらの食料サービス労働者は、変化しつつある経済と変化しつつある職場を反映している。継続する仕事の危機(jobs crisis)のために、動物園で働く多くの食料サービス労働者は大学の学位を持っており、ここで長く働いている。また、低賃金で臨時雇用を活用する動物園の戦略により、多くの人びとは仕事を掛け持ちすることを強いられている。

いくつかの要素が、9ヶ月にも及ぶ運動を成功に導いた。Local 483の組織家たちは、Strategic Organizingの創立者でもあるJason MannのテクノロジーソーシャルメディアFacebookなど)を使う戦略に鼓舞された。Mannが提案した戦略のひとつは、労働条件について戦略を練るために、職場での調査を用いる、というものであった。そして、運動の最も重要な側面は、もちろん、27人のメンバーである労働者が率いる組織化のための委員会が他の労働者をリクルートし、訓練するために非常に良く働いたということである。労働者たちは、運動を通じて、彼らの職場の文化を“zoolidarity”と呼んだ。